【2023年】オーストラリアのタックスリターンを自分でする方法を画像付きで詳しく解説します

こんにちは!

オーストラリアでは働いて収入を得ている全ての方にタックスリターンが義務付けられています。

税理士や、エージェントに依頼しようかと考えている方も多いと思いますが、必要書類が揃っていれば自分でも簡単にオンラインで申請することができます。

自分ですることでエージェントに依頼する手数料もかからず節税ができるので、少しでも返金額を多くしたいという方にはおすすめです!

今回の記事では、タックスリターンの申請方法を画像付きで詳しく解説していきます。

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タックスリターンとは?

タックスリターンとは7月1日〜6月30日までの1年間の収入を申告することで日本でいう確定申告のことです。

オーストラリア市民だけではなく、ワーキングホリデービザや学生ビザでオーストラリアに滞在中1ドル以上の収入がある全ての人に申告が義務付けられています。

2023年度の申請の場合、2022年7月1日〜2023年6月30日の間に得た収入を、2023年7月1日〜10月31日までの間に申告する必要があります。

タックスリターンの申告漏れや遅れがあった場合罰金を支払わなければいけない場合もあるので注意してください。

時間に余裕を持って早めに申告するように準備しておきましょう!

オーストラリアの所得税率について

オーストラリアの所得税率はビザの種類によって違うので詳しくはATOのホームページで確認できます。

ワーキングホリデービザの税率(NDA国)

オーストラリアでは21年11月に裁判所の判決によって日本を含むワーキングホリデーメーカーの税率が改定されました。

以下の条件をすべて満たしている場合、オーストラリア居住者と同じ基準で課税される場合があります。

  •  Working Holiday(サブクラス 417) またはWork and Holiday(サブクラス 462) ビザ
  • 所得年度の全て、または一部の税務目的でオーストラリアに居住している人
  • 日本を含むNDA国のいずれか(日本・チリ・フィンランド・ドイツ・イスラエル・ノルウェー・トルコ・イギリス)
課税所得所得に対する税率
$0 – 18,2000%
$18,201 – 45,000$18,200を超えた部分に19%
$45,001 – 120,000$5,092+$45,000を超えた部分に 32.5%
$120,001 – 180,000$29,467+$120,000を超えた部分に 37%
$180,001以上$51,667+$180,000を超えた部分に 45%

※上記の料金には2% のメディケア税は含まれていません

【オーストラリア】メディケア税免除証明書の取得方法
税務上オーストラリア居住者とみなされた場合

オーストラリア住民と同じ税率が適用される場合があります。最初は一般的なワーキングホリデービザの税率15%が適応されTaxを支払わなければなりませんが、タックスリターン時に計算され返金されます。

詳しくはこちらをご確認ください。

一般的なワーキングホリデービザの税率

課税所得所得に対する税率
$0 – 45,00015%
$45,001 – 120,000$6,750+$45,000を超えた部分に 32.5%
$120,001 – 180,000$31,125+$120,000を超えた部分に 37%
$180,001以上$53,325+$180,000を超えた部分に 45%

学生ビザ(6ヶ月以上の長期)の税率

課税所得所得に対する税率
$0 – 18,2000%
$18,201 – 45,000$18,200を超えた部分に19%
$45,001 – 120,000$5,092+$45,000を超えた部分に 32.5%
$120,001 – 180,000$29,467+$120,000を超えた部分に 37%
$180,001以上$51,667+$180,000を超えた部分に 45%

6ヶ月以上の長期コースの場合は居住者扱いになるのでオーストラリア市民と同じこちらの税率になります。

ほとんどの方がこれに当てはまると思いますが、もし6ヶ月未満の短期コースの場合は非居住者扱いとなり、$87,000までは32.5%の税金がかかります!!

タックスリターンを自分でする方法

ここからはタックスリターンの申請方法を画像付きで詳しく解説していきます。

まず申請の前にmyGovアカウントの作成が必要なので持っていない方は初めに登録してください。

既にmyGovアカウントをお持ちの方は飛ばして申請を始めてください。

myGovアカウントの作成方法

①まずは myGov のページにアクセスし、Create accountを選択

②Continue with emailを選択

③ボックスにチェックを入れて次へ

④メールアドレスを入力

認証コードが届くのでそれを入力します

⑤電話番号を入力

こちらも同様に認証コードが届くのでそれを入力します

⑥パスワードを設定

⑦秘密の質問に答えます

これを3回繰り返します

⑧この画面が出たらアカウントの作成が完了です

ユーザーネームが記載されているので確認しましょう

myGovとATOをリンクさせる方法

myGovアカウントの作成が完了したら次はATO Serviceとリンクさせます。主な理由は3つ!

  • タックスリターンを自分で行う
  • Superannuationの金額を確認する
  • PAYG Summaryを確認する

これをしないとオンラインでのタックスリターン申請ができないので必ずしましょう。

①アカウントにログインし、Link a serviceを選択

②Australian Taxation OfficeのLinkを選択

③下にスクロールし次に進みます

④名前、生年月日、住所、タックスファイルナンバーを入力

⑤スーパーアニュエーション、銀行口座の情報を入力

情報が全て一致すればmyGovとATOがリンクされタックスリターンの準備が完了です!

もしこの方法でリンクできない場合

初めてのタックスリターンの場合、または情報が不足していて個人を特定できない場合は電話でLinking codeを取得する必要があります。

ATO(13 28 61)に電話しLinking codeを取得したいという主旨を説明すると、氏名や住所、生年月日、タックスファイルナンバー、パスポート番号などいくつかの質問をされるのでそれに答えます。

最後に口頭でLinking codeを教えてくれるので聞き間違いのないようにメモしましょう。

英語が不安な方は、無料通訳サービス(13 14 50)もあるのでこちらを利用してみてください。

時期によっては回線がかなり混み合うので、時間に余裕を持って電話しましょう!

※電話窓口の営業時間は、月曜〜金曜の 8:00〜 18:00です。

タックスリターン申請方法

準備が完了したらいよいよタックスリターンを始めていきます。

①myGovにログインしATOを選択

②For actionに今年度のタックスリターン項目が出ていたらPrepareをクリック

③メールアドレス、電話番号、住所、郵送先住所を入力

④銀行口座の情報を入力

⑤質問に答える

⑥下記の項目にチェックを入れる

⑦職種を選択(Add / Editから選べます)

⑧仕事にかかった経費を入力(車、飛行機、宿、作業着、靴など)

$300以上経費を申請する場合はレシートが必要な場合がありランダムでチェックされることがあるので念の為用意しておきましょう!

⑨メディケア税の免除を希望の方は入力してください

別途申請資料が必要となりますが課税所得金額によって返金される場合があります

▼メディケア税免除の詳細はこちら▼

【オーストラリア】メディケア税免除証明書の取得方法

質問に答えたらCalculateをクリック

⑩最後に見積もり金額が表示されます

間違いがなければボックスにチェックを入れてLodgeをクリック

これでタックスリターンの申請は完了です。

何も問題がなければ3〜7日以内に指定の銀行口座に返金額が振り込まれます。

まとめ

いかがでしたか?

海外で確定申告と聞くととても難しそうに聞こえますが意外と簡単に自分ですることができるので、節約したい方にはおすすめ!

事前に書類を準備して期限内に必ず申請するようにしましょう。

参考にしていただきありがとうございます。

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2 COMMENTS

Ayaka

メディケア免除の申請からタックスリターンの申請までとてもわかりやすくて参考にさせて頂きました!ありがとうございます☺️!

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