こんにちは!
海外に住んでいて不安に思うのが医療や治療についてですが、特に子宮頸がんは女性にとってとても重要な検診なので、定期的に受けている方も多いと思います。
ある日、私のところへオーストラリア政府から子宮頸がん検診推奨の手紙が届きました。
今までにまだ一度も受けたことがなかったので、せっかくの機会だと思い検診を受けることにしました。
今回の記事ではオーストラリアで子宮頸がん検診を受ける方法を詳しくご紹介します。
世界で初!オーストラリアで子宮頸がんのセルフ検査が可能に子宮頸がん検診とは?
子宮頸がんは 20代から 30代後半という若い世代の方でもかかりやすいがんです。
そのため日本では 20歳から定期的に(2年に1回)検診が推奨されています。
子宮頸がんを英語では Cervical Screening または Pap smear といいます。
以前まで行われていたPap smearは 2年ごとの検診が推奨されていましたが、2017年にCervical screeningに変わってから検査の精密度が上がりもし何も異常がなければ次の検診は 5年後でいいそうです。
この検査ではほとんどの子宮頸がんの原因となる感染症であるヒトパピローマウイルス (HPV)の兆候を調べることが可能です。
子宮頸がん検診を受ける方法
検診の予約
まずはオーストラリアのGPで予約を取ります。GoogleマップでGPと検索すると最寄りの場所がでてきます。
検診内容
今回私はブリスベンシティにあるクリニックで検診を受けてきました。
当日はリラックスしてクリニックへ向かい、受付を済ませたら診察室に案内されます。
ほとんどの場合女性医師が担当してくれるかと思いますが、不安な方は予約の際に確認してみましょう。
〜検診の流れはこちら〜
- いくつかの質問に答えます(受ける理由、生理日、出産経験、セックス、性交痛、避妊などについて)
- 問診が終わったら、診察台に移動し下着を外してベッドに横たわります。私の場合は特にカーテンやブランケットもなく丸見え状態でした!笑
- 器具で膣を広げ綿棒のような細いブラシで頸部の細胞を摂取します。担当医の方がテキパキと一瞬でしてくれたので痛みを感じる暇もありませんでした。
- 2週間後に検査結果予約(Zoom対応のクリニックもあります)
検診にかかる費用
オーストラリア市民または永住権をもった方でメディケアに加入している場合は無料で子宮頸がん検診を受けることができます。
私のようなワーホリメーカーだと海外保険が適応されます。
私の場合、診察費用は全部で約70ドル、そこから保険が適応され実際に支払った額は30ドルちょっとでした。
海外保険未加入の場合は全額自己負担になります。
日本とオーストラリアの違い
日本の場合
- 検査場所 ー 産婦人科や女性専門クリニック
- 検査の推奨期間 ー 2年に一度
- 推奨年齢 ー 20歳〜
- 費用 ー 住んでいる市区町村などによって異なる
オーストラリアの場合
- 検査場所 ー GP
- 検査の推奨期間 ー 5年に一度
- 推奨年齢 ー 25〜74歳
- 費用 ー 海外保険適応あり、メディケアに加入している人は無料
まとめ
いかがでしたか?
受ける前は初めての受診しかもオーストラリアでということもありすごく不安でしたが、受けてみてよかったと思います。
オーストラリアでも簡単に子宮頸がん検診を受けることができるので、考えている方はぜひ参考にしてみてください。最後まで読んでいただきありがとうございました!